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銀傘(ぎんさん)は阪神甲子園球場内野席についている雨よけの覆いのことである。

概要

バッターボックスより後ろは銀傘によって日が当たらないようになっている。また、内野席には銀傘によって雨風も当たらない。また、銀傘におおわれていない内野席と外野席の間はアルプススタンドと呼ばれている。

銀傘は以前の内野席の中央までであったのが、甲子園球場の平成の大規模改修により、アルプス席との境界まで拡張される。さらに耐震性能も向上し、甲子園に相応しい威風堂々たる新銀傘が誕生する。[1]

さらに新銀傘の上には改修の第2期工期(2008年10月より)には最大発電量800kWの太陽電池が設置され、その電力は照明に活用されることになる。また、銀傘にふる雨水はそのまま地下に貯蔵され、グラウンド整備の散水に利用される機能も付加される[2]。これにより甲子園の銀傘は、降り注ぐ日光や雨水を単に遮るだけでなく、積極的に戦力として活用するという進化をはたす。

脚注

関連項目

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